OpenAI Update Log / Nov 2025 - May 2026

ここ半年のChatGPTとCodexの変化

直近半年の公式リリースノートをもとに、ChatGPTは「日常の会話体験と仕事の文脈化」へ、 Codexは「並列エージェントと実作業のOS」へ進化した流れをまとめました。

ChatGPT 記憶・モデル・音声・ファイル活用が強化
Codex Mac / Windowsアプリ、GPT-5.3-Codex、プラグインへ拡張
方向性 会話AIから、作業を進めるエージェント基盤へ
2026.05 より個人化されたChatGPTへ

ChatGPTは、過去チャット、保存メモリ、ファイル、接続済みGmailなどから関連文脈を拾い、 より連続性のある回答を返せるようになりました。回答の根拠になった「Memory sources」も表示され、 古い情報を修正・削除しやすくなっています。

同日にGPT-5.5 Instantが新しい標準モデルとして展開され、正確性、簡潔さ、画像理解、STEM、 Web検索判断が改善されました。Excel / Google Sheets向けのChatGPT連携もグローバル提供されています。

2026.04 画像、モデル選択、セキュリティ、用途別ワークスペース

ChatGPT Images 2.0、Fast answers、モデル選択UIの改善、Advanced Account Securityが追加されました。 さらに米国の認証済み臨床医向けにChatGPT for Cliniciansが登場し、専門領域向けの体験も広がっています。

Codex側ではPlus / Proの利用設計が調整され、長時間・高負荷のCodexセッション向けにProプランの選択肢が増えました。

2026.03 Codexがデスクトップとチーム作業へ広がる

CodexアプリがWindowsに対応し、複数エージェントを並列に動かしながら、分離されたworktreeとレビュー可能なdiffで 作業を進められるようになりました。CLI、IDE、アプリをまたいだワークフローも強調されています。

Codexにはプラグインディレクトリも追加され、skills、アプリ連携、MCPサーバー設定などを束ねた再利用可能な作業パッケージを 見つけて導入できる形になりました。

ChatGPT側ではFile Library、Google Drive連携の統合、ショッピング改善、位置情報共有、モバイルサイドバー整理、 GPT-5.4 Thinkingなどが入り、作業素材を継続的に扱う方向が強まりました。

2026.02 CodexアプリとGPT-5.3-Codexの登場

macOS向けCodexアプリが公開され、長時間タスク、バックグラウンド作業、複数エージェント管理、diffレビュー、 skillsや自動化をまとめて扱うコマンドセンターになりました。

GPT-5.3-Codexは、GPT-5.2-Codexのコーディング性能とGPT-5.2の推論・専門知識を統合し、 25%高速化されたモデルとして紹介されています。作業中にユーザーが方向修正できる、より対話的な共同作業者として位置づけられました。

ChatGPTではDeep Researchの計画編集、Interactive Code Blocks、256kトークンのThinking文脈、 ファイルアップロード数増加、レガシーモデル整理などが行われました。

2025.11-12 音声体験とGPT-5.2が土台を更新

2025年11月にはVoiceがチャット画面内に統合され、音声、テキスト、画像検索結果、地図や天気などの視覚情報を 同じスレッドで扱えるようになりました。

12月にはGPT-5.2がリリースされ、日常作業、学習、技術文書、翻訳、構造化された説明の質が改善されました。 macOSデスクトップアプリの旧Voice体験は2026年1月15日に終了する方針も示されています。

大きな変化の読み解き

ChatGPTは「より速く、より文脈を覚え、より多くの作業素材を扱う」方向へ進みました。 Codexは「コードを書く補助」から、アプリ、CLI、IDE、プラグインを横断して作業を任せるエージェント基盤へ近づいています。